腐食【建築設備士試験】

2015年

1.マクロセル腐食は、直流電鉄軌道から漏れ出た電流が近くの土中の埋設管に
流入し、これが再び土中に流出する部分で著しく腐食を生じる現象である。
2.微生物腐食は、ステンレス鋼や銅等の金属が、微生物の影響によって孔食等
の局部腐食を生じる現象である。
3.硫酸露点腐食は、ボイラーの煙道等の低温部において、排ガス中に含まれる
SO욽(二酸化硫黄)が、酸化され無水硫酸となって凝縮し、鋼を腐食させる現
象である。
4.溝状腐食は、電気抵抗溶接鋼管(電縫鋼管)の溶接突合せ部に沿って、V字状
に侵食される局部腐食を生じる現象である。
5.孔食は、ステンレス鋼等の金属が、塩化物とともに溶存酸素等の酸化剤があ
る環境下において、穴状に侵食される局部腐食を生じる現象である。

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